メカニカルキーボードの軸とは?種類・色・音の違いを分かりやすく解説

メカニカルキーボードはメーカーによって軸や形状が異なり、その種類は数百〜数千通りあります。キーボード選びには、それぞれの特徴を理解して、ベストなものを選びたいですよね。

  • メカニカルキーボードの軸の種類が知りたい
  • それぞれの軸の特徴・色・音ってどう違うの?
  • おすすめの軸のゲーミングキーボードが知りたい

今回の記事では、主に上記を中心に解説していきます。ぜひ、参考にしてくださいね。

メカニカルキーボードの軸とは?

メカニカルキーボードの軸とは、特徴が異なるキースイッチのこと。

よく対比されるメンブレンキーボードは、キーボード全体が1枚のメンブレンスイッチで構成されていますが、メカニカルキーボードは、日本語フルサイズキーボードの合計108個のスイッチで構成。こんなにもスイッチの数が異なるんです。

すべてのキーが独立した構造となっており、打鍵感や打鍵音も様々。

ゲーム博士

自分好みのスイッチを選ぶことができるのもメカニカルキーボードの楽しみの一つですね。

色もたくさんある

メカニカルキーボードの軸は、たくさんの色にて特徴が分けられています。

定番の「赤軸」「青軸」「茶軸」から、紫、ピンクなど多色展開。「Razar」のようにメーカーによって独自開発されたレイザーカラーの緑やピンクといった奇抜な色から、通常の「赤軸」よりも静音性が増した赤軸など、同じ赤だけど特徴が異なるものまであります。

通常メカニカルキーボードは、軸(キースイッチ)の上にキーカバーを被せます。

よって、好きな色で選ぶより求める「特徴」によってキーボードを選ぶのが一般的です。

ゲーム博士

「静音性」なのか「押し心地」なのか、、たくさんの種類があるのでそれぞれを理解した上で適切なものを選びたいですね。

タイピングの静か・押す重さも様々

メカニカルキーボードは、タイピングの音も様々です。

例えば「赤軸」のキーは静音性が優れているので音は静か。一方で「青軸」は、スイッチ独特の「カチッ」というしっかりとした音がします。

これにより、多くの人が行き交うオフィスのような職場では青軸では周りに迷惑がかかるかも。。。といったことがあります。

ゲーム博士

お家で使う分には問題ありませんね。

重さもキーによって様々です。

押すのに力がいるロジクールの「GX青軸」というキーもあれば、押し間違いもなく正確なストロークができます。

一方で、軽い力で簡単にストロークできるロジクールの「ROMER- Gリニア」であれば流れるような高速ストロークができるため、俊敏性・反射神経が問われるFPS・バトロワ系のゲームで活躍します。

メカニカルキーボードの軸をつくる有名メーカー

メカニカルキーボードの軸の種類は、作っているメーカーによって異なります。以下の有名な3つのメーカーを理解することで、メカニカルキーボードの軸について詳しくなりますよ。

有名メーカーの軸の名称

  • Cherry MXキースイッチ
  • Razer メカニカルキースイッチ
  • ロジクール Gスイッチ

大きく分けてこの3つです。

Cherry MXキースイッチ

まず一番有名なのが「Cherry社のCherry MXキースイッチ」。Cherry社は1973年からキーボードを製造しており、世界で最も歴史のあるキーボードメーカーです。

市場に出てる多くのメカニカルキーボードがこちらのcherry軸を、あるいは互換性の軸を使っています。

ゲーム博士

Cherry MXキースイッチはそれだけ有名な軸なんです。

Cherry MXキースイッチは色の異なる軸が数多くあります。簡単に各軸の特徴を表にまとめました。

製品名 キーの重さ 静音性 スイッチ感
MX赤軸 軽い やや静か ほぼない
MX青軸 結構重い 大きい かなりある
MX茶軸 普通 普通 普通
MX黒軸 重い 大きい ほぼない
MX Silentピンク軸 かなり軽い 静か ほぼない
MX Speedシルバー軸 軽い やや静か ほぼない
MX LowProfile赤軸 かなり買っ類 やや静か ほとんどない

各スイッチについて以下で詳しく解説します。

MX Red(赤軸)

接点 2.0mm
キーストローク 4.0mm
タクタイル なし
押し下げ圧 45g±15g
打鍵耐久性 約5000万回

赤軸は、クリック感がなく打鍵音が静かというのが一番のポイント。キーのタッチも軽く長時間プレイでも疲れにくいのも嬉しいですね。

リニアストロークといって、キーを押し下げるほど、スイッチが重くなっていくタイプのキーとなります。メカニカルキーボードの中でも音が静か。

長時間ゲームでの使用におすすめのキーです。
赤軸ゲーミングキーボードのおすすめ商品を解説【2020年版】

Mx Blue(青軸)

接点 2.0mm
キーストローク 4.0mm
タクタイル あり
押し下げ圧 50g±15g
打鍵耐久性 約5000万回

青軸は、しっかりとクリック感が感じられるスイッチ。カチカチと音がちゃんと鳴るタクタイルです。

接点に到達すると「カチッ!」と音がなるので、ゲーミングキーボードっぽいものをお探しの方におすすめです。ただ、中には音が気になる環境での使用ではご注意しください。
青軸ゲーミングキーボードおすすめ商品を解説【2020年版】

Mx Brown(茶軸)

接点 2.0mm
キーストローク 4.0mm
タクタイル ややあり
押し下げ圧 45g±20g
打鍵耐久性 約5000万回

茶軸は、接点にやや感触があるスイッチです。使用感としては、赤軸と青軸の中間のものと捉えるとわかりやすいです。

キーの感触も軽めなので、ゲーミングキーボードを初めて使う方にはおすすめできますね。
茶軸のゲーミングキーボードおすすめ商品を解説【2020年版】

Mx Speed(銀軸)

接点 1.2.mm
キーストローク 3.4.mm
タクタイル なし
押し下げ圧 45g
打鍵耐久性 約5000万回

銀軸は、接点が浅いので高速入力に適したスイッチです。接点が浅いこと以外は、赤軸と茶軸の間の性能となっています。

クリック感とタクタイルがなく、キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークと呼ばれるスイッチです。

キーの接点が浅いため、使用には慣れが必要です。後入力の恐れがあるほど、浅いので注意してくださいね。
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Cherry Mx Black(黒軸)

接点 2.0mm
キーストローク 4.0mm
タクタイル なし
押し下げ圧 60g±20
打鍵耐久性 約5000万回

黒軸は、クリック感が無いスイッチです。硬めのバネを利用した押し下げ圧と、指に吸い付くような反発力が特徴の軸です。キーを押し下げるほどスイッチが重くなっていきます。

こういった点から黒軸は、指に疲労が溜まりやすく、最近のゲーミングキーボードでの出現が減ってきてしまいましたね。。

ゲーム博士

最近のトレンドは、めっぽう軽いタッチの軸!

Cherry Mx Silent(ピンク軸)

接点 1.9mm
キーストローク 3.7mm
タクタイル なし
押し下げ圧 45g
打鍵耐久性 約5000万回

ピンク軸は、メカニカル軸の中でかなり打鍵音が小さいのが特徴です。かなりの静音性を誇るので、静かに打ちたい!という方におすすめの軸です。

音以外の性能は、赤軸と似ています。

Razer メカニカルキースイッチ

海外のゲーミングデバイス専門メーカーのRazerは独自規格のスイッチを展開しています。

その数は、3種類。「赤軸、茶軸、青軸」のメインの軸があるように、色で「イエロー、オレンジ、グリーン」と分かれています。それぞれの特徴は以下になります。

製品名 キーの重さ 静音性 スイッチ感
Razer イエロースイッチ 軽い やや静か ほぼない
Razer グリーンスイッチ 普通 大きい かなりある
Razer オレンジスイッチ 軽い やや静か 普通

ロジクール Gスイッチ

日本の国産メーカーロジクールも、独自開発のキースイッチを採用しています。

ロジクールで採用しているスイッチの数は多く、Cherry社と同じくらい用途に分かれたスイッチが存在しているんですよ。

ロジクールは現在3つのキースイッチパターンに展開。「GLシリーズ、GXシリーズ、ROMMER-Gシリーズ」の3つです。

製品名 キーの重さ 静音性 スイッチ感
GLタクタイル
軽い 普通 ほぼない
GLリニア
軽い 静か ほぼない
GLクリッキー
普通 大きい かなりある
GXBlue 普通 大きい かりある
GXBrown 軽い 普通 ほぼない
GXRed 軽い 静か ほぼない
ROMER-Gタクタイル 普通 大きい ある
ROMER-Gリニア 軽い 普通 ある
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メカニカルキーボードの軸による打鍵音を比較

メカニカルキーボードの軸の打鍵音は以下の動画にて聞くことができます。ご参考にしてください。

まとめ

今回は、ざっくりとメカニカルキーボードの「軸」について解説してきました。

大きく分けて「赤・青・茶」をメインにその間の性能を持つ軸がいくつかある。といった認識で問題ありません。

番外編として、Razerというメーカーは独自に軸を開発しており(ロジクールみたいですね)、緑、オレンジ、紫など色の違いはありますが、どれも「赤・青・茶」をベースに作られています。

昔はそれこれ「赤・青・茶」しかありませんでしたが、メーカーごとに独自のキーを開発したり、CherryMx軸の特許が切れているということもあり互換製品が市場に出回っています。様座な軸から選べて選択肢は増えました、性能の良し悪しや個人の好みもあるので、結局のところは「触ってみないことには分からない」が正解かもしれません。

話が脱線してしまったので、珍しい軸の話はまた別記事にて解説したいと思います。

様々な種類のゲーミングキーボードを軸・タイプ別に解説しているので以下の記事も参考にどうぞ。

茶軸のゲーミングキーボードおすすめ商品を解説【2020年版】赤軸ゲーミングキーボードのおすすめ商品を解説【2020年版】青軸ゲーミングキーボードおすすめ商品を解説【2020年版】銀軸ゲーミングキーボードのおすすめ商品を解説【2020年版】テンキーレス!ゲーミングキーボードのおすすめ商品を紹介【2020年版】ゲーミングキーボードとマウスのセット商品のおすすめはどれ?【2020年版】