APEXをプレイする上で大切なのは、ゲームをしやすくするための設定です。重要なのは設定でPCにかかる負荷を「軽く」すること。
常に軽くなる設定や感度になっていないと、上達も遅れてしまいます。
そんな今回は、PC版のフォートナイトのAPEXをやりやすくする設定方法を解説していきます。
APEXを軽くする設定方法
APEXを軽くする設定方法は大きく分けて以下の4つです。順に解説していきます
- APEXでの設定
- Originでの設定
- NVIDIAでの設定
- ゲームファイルを直接編集する
APEXでの設定
APEXを起動して設定画面にあるビデオ項目に移動してください。
ここでの設定を変えてあげることで、CPUおよびGPUにかかる負荷を抑えて上げることができるため、フレームレート上げることができます。
すべての項目を「低or無効」にしてみてください。
APEXは、オンラインゲームの中でもゲーム画質をあまり重要としないゲームです。ビデオ設定を低設定にしても、実力差はさほど出ません。
むしろプロゲーマーほど低設定にして、FPSを上げるよううにしています。なので低設定でも問題ないんです。
Originでの設定
Origin内の設定も変えることで負荷を軽くすることができます。
まずは、「Originクライアント」を起動してください。左上での「Origin」を選択肢、「Origin In-Game」項目に行きます。
「Origin In-Gameを有効にする」をオフにしてください。
これをすることにより、ゲーム起動中にバックグラウンドで起動してしまう「Origin In-Game」をオフにすることができます。意外と負荷のかかってしまう機能なので、オフにすることでFPSも向上しますよ。
次に、Origin内でフレームレート上限を解除しちゃいましょう。
「Origin」のゲームライブラリから「Apex Legends」を右クリックします。「ゲームのプロパティ」を選択して「詳細な軌道オプション」に進んでください。
「コマンドラインの引数」の欄に「+fps_max unlimited」と入力して保存します。
これをすることにより、APEXのフレームレート上限である144fpsを解除することができ、制限なしでフレームレートを計測することができます。
しかし、APEXでの144FPSはなかなか出ません笑
低スペックのPCでは、難しいゲームなのであくまでスペックの高いPCを持っている人向けの設定であると思ってください。
NVIDIAでの設定
GPU側でも軽くなる設定をしちゃいましょう。それがNVIDIAの設定です。
ちなみに、NVIDIAのグラフィックボード(Geforce)シリーズが搭載されたPCを使っている方向けの設定です。AMDのRyzenシリーズを使っている人やQuadroを使っている人には設定できないものなので注意してくださいね。
まずは、デスクトップ画面で右クリック→NVIDIAコントロールパネルを開きます。
左の項目を選択し、以下の通りに変更してみてください。
CUDA-GPU | 全て |
---|---|
DSR-係数 | OFF |
DSR-滑らかさ | オフ |
アンチエイリアシング-FXAA | オフ |
アンチエイリアシング-ガンマ補正 | オフ |
アンチエイリアシング-トランスペアレンシー | オフ |
アンチエイリアシング-モード | オフ |
アンチエイリアシング-設定 | なし |
アンビエント オクルージョン | オフ |
コンピューティング パフォーマンス向けに最適化 | オフ |
シェーダーキャッシュ | オン |
スレッドした最適化 | オン |
テクスチャフィルタリング-クオリティ | ハイパフォーマンス |
テクスチャフィルタリング-トリリニア最適化 | オン |
テクスチャフィルタリング-ネガティブ LOD バイアス | 許可 |
テクスチャフィルタリング-異方性サンプル最適化 | オフ |
トリプル バッファリング | オフ |
バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数 | 1 |
マルチディスプレイ/ミックス GPU アクセラレーション | シングル ディスプレイ パフォーマンスモード |
マルチフレーム サンプリング AA(MFAA) | オフ |
レンダリング前最大フレーム数 | 1 |
垂直同期 | オフ |
異方性フィルタリング | オフ |
電源管理モード | パフォーマンス最大化を優先 |
ゲームファイルを直接編集する①
ここからは、ゲーム内設定では変更できない部分を直接ファイルを編集する方法で負荷を下げていきましょう。ちょっとテクニックが必要な作業になります。
Dドライブあるいは、Cドライブに「videoconfig.txt」というファイルがあるのでまずはこちらを探しましょう。
【C:、あるいはD:、→あなたのユーザー名→保存したゲーム→Respawn→Apex→local→videoconfig.txt】
videoconfig.txtが見つかったら、ファイル内の以下の項目を変更しましょう。
“setting.cl_particle_fallback_base” “3”
“setting.cl_particle_fallback_multiplier” “2”
“setting.cl_ragdoll_self_collision” “1”
“setting.mat_depthfeather_enable” “1”
“setting.modeldecals_forceAllowed” “1”
“setting.csm_enabled” “1”
上記の数字の部分を0にしてください。
(例えば:”setting.cl_particle_fallback_base” “3”→”setting.cl_particle_fallback_base” “0”)
次に、
“setting.r_lod_switch_scale” “1”
上記の数字の部分を0.35にします。
終わったら保存を。
編集した「videoconfig.txt」ファイルを右クリック→プロパティ→読み取り専用にチェック→適用→OK
これで完了です!
これにより、映像の劣化を抑えつつ、FPSを平均30FPSほど上げることができます。
以下にコピペで完了するコードを載せておきます。めんどくさい人はこちらをコピーして張り替えてください。
“VideoConfig”
{
“setting.cl_gib_allow” “0”
“setting.cl_particle_fallback_base” “0”
“setting.cl_particle_fallback_multiplier” “0”
“setting.cl_ragdoll_maxcount” “0”
“setting.cl_ragdoll_self_collision” “0”
“setting.mat_depthfeather_enable” “0”
“setting.mat_forceaniso” “1”
“setting.mat_mip_linear” “0”
“setting.stream_memory” “200000”
“setting.mat_picmip” “0”
“setting.particle_cpu_level” “0”
“setting.r_createmodeldecals” “0”
“setting.r_decals” “0”
“setting.r_lod_switch_scale” “0.350000”
“setting.shadow_enable” “0”
“setting.shadow_depth_dimen_min” “0”
“setting.shadow_depth_upres_factor_max” “0”
“setting.shadow_maxdynamic” “0”
“setting.ssao_enabled” “0”
“setting.ssao_downsample” “3”
“setting.modeldecals_forceAllowed” “0”
“setting.dvs_enable” “0”
“setting.dvs_gpuframetime_min” “15000”
“setting.dvs_gpuframetime_max” “16500”
“setting.defaultres” “1920”
“setting.defaultresheight” “1080”
“setting.fullscreen” “1”
“setting.volumetric_lighting” “0”
“setting.mat_vsync_mode” “0”
“setting.mat_backbuffer_count” “1”
“setting.mat_antialias_mode” “12”
“setting.csm_enabled” “0”
“setting.csm_coverage” “1”
“setting.csm_cascade_res” “512”
“setting.fadeDistScale” “1.000000”
“setting.dvs_supersample_enable” “0”
“setting.gamma” “1.000000”
“setting.configversion” “7”
}
ゲームファイルを直接編集する②
さきほど編集した「Videoconfig」を更に編集することで更に軽くすることができます。
Videoconfigの最後の項目の下に以下の文言を追記してください。
“mat_disable_bloom” “1”
“mat_specular” “0”
“mat_bumpmap” “0”
“r_dynamic” “0”
上記の4つをVideoconfigの
〜〜〜〜〜
“setting.gamma” “1.000000”
“setting.configversion” “7”
【この部分に追加する】
}
追記することで、ゲーム内では設定できないブルーム効果や反射光を消すことができるため、FPSを上げることができます。
ゲームのエフェクトの見え方が多少変わってしまうかもしれませんが、「FPSをもっと上げたい!」という人はぜひチャレンジしてみてください。
ゲームファイルを直接編集する②
またまたVideoconfigを編集します。
Videoconfig内の以下の箇所を見つけてください。ここは解像度を設定する部分です。
“setting.defaultres” “1920”
“setting.defaultresheight” “1080”
この数字の部分を以下に変更します。
“setting.defaultres” “1768”
“setting.defaultresheight” “992”
解像度が少しぼやけた感じになりますが、FPSが上がります。
まとめ
今回はAPEXの軽くなる設定をいくつか紹介してきました。
上から順にやってみると、結構変わってくると思います。まだ設定していない方はぜひ試してみてください。
後半のゲームファイル設定に関しては、プレイ感が変わってきてしまうので正直あまりおすすめはできません。どうしてもFPSを上げたいという人だけ試すようにしてください。